王曉芳 WANG XIAOFANG
北京語：ワンシャオファン
| 眼鏡蛇楽隊のボーカル兼ドラマー。1971年から洋琴を勉強し始める。1975年には、天津音楽学院附中に入学し、洋琴を専攻する。1978年には、天津歌舞団に入り、洋琴演奏を担当する。2回ほど全国大会に出場、青年演奏員2等賞と優秀演奏員賞を獲得する。 1980年からポップス音楽を聴くようになり、1985年には上京、JAZZドラムの勉強を始める。実践でドラムを勉強した時が多く、時には1日に6回もライブを開いていた。同年末には、中国広播芸術団に合格、ドラムとボーカルを務める。しかし、無理が多々って急性肝炎にかかってしまい、長期間入院するはめに。彼女はその間、大好きだったdeng麗君（テレサ・テン）の曲をほとんど毎日のように歌っていた。その間に、自分の演奏感覚を見つけていく。 1986年初、退院後は中国広播芸術団に戻り、中央電視台のコンサートや、全国でドラムを叩いた。また、レコーディングも行い、数十のオムニバスや、3つのアルバムに参加した。 その後、王迪と知り合い（のち結婚）、彼の助けでロックやドラムに関する多くの情報を手に入れ、のちに“中国で最も優秀なドラマー”と言われるまでに成長した。 |
|
1998年10月18日、KEEP IN TOUCH開店2周年記念ライブに参加した眼鏡蛇楽隊より |
|
1989年には、中国初の女性ロックバンド眼鏡蛇楽隊を結成し、現在に到るまでボーカルとドラムを担当する。 1997年には、北京迷笛音楽学校で教師となった。2000年後半から、眼鏡蛇楽隊は活動停止となる。 2001年、王勇が結成したWANGYONGGROUPに参加した。 2002年、暮良文王を結成し、洋琴とボーカルなどを担当した。 2003年頃、MITABE楽隊に加入した。 |
1999年前後の写真 |
●ソロ発表曲
| 曲名 | アルバム名 | 発行年 | 備考 |
| 很久很久 | 五十憶・我們（一） | 1988 | 馮莉・田震とのトリオ |
| 繁華世界 | 五十憶・我們（二） | 1988 | 王迪・孫國慶とのトリオ |
| 夫妻双双把家還 | 北京REGGAE | 1991 | 解曉東とデュエット |
| 南泥湾 | 北京REGGAE | 1991 |
●参加アルバム（→眼鏡蛇楽隊）
| 歌手（楽隊）名 | 曲名 | アルバム名 | 発行年 | 参加形態 | 備考 |
| 劉歓・王迪・張偉進・孫國慶・田震・毛阿敏・王小芳・中広少兒合唱など | 五十億的我們 | ？ | 1987 | ボーカル（複数で） | アルバムに収録されているかどうか不明 |
| 呼吸楽隊 | 呼吸 | 1990/8 | コーラス（複数で） | 5曲参加 | |
| 愛的光芒 | 中国揺滾経典 | 1995 | コーラス（複数で） | ||
| 合唱 | 希望 太陽 世界 | 中国大揺滾 - 献給国際減災十年 | 1993/1/8 | ボーカル（複数で） | |
| 白天使楽隊 | 夜，別給我 | 過去的揺滾 －1989年版－ | 1995 | ボーカル | 1989年に発売したアルバムも |
| 紅星Ⅱ号合唱団 | 孩子的天空 | 紅星Ⅱ号 | 1996 | ボーカル（複数で）、ドラム、パーカッション | |
| 張淺潜・袁泉・肖楠・王小芳・希莉娜依 | 真的愛[ｲ尓] | 紅星六号 | 1998 | ボーカル（複数で） | BEYONDの曲を張淺潜が詞をつけてカバー |
| 暮良文王 | 暮良文王 | 2003/9 | ボーカル、揚琴 | 全曲参加 | |
| 相相生 | 2004/11 | ポストプロデュース（複数で）、ボーカル、ドラム、揚琴、アフリカ木琴、ベース、竪琴、イラン揚琴、インドドラム、壊れたシンバル | 全曲参加 | ||
| 紅星女子合唱団 | 真的愛[女尓] | band2.致敬家駒 | 2004 | ボーカル（複数で） | 『紅星六号』の「真的愛[ｲ尓]」と同じ |
| 不一定楽隊 | 798 | 2008/6 | 揚琴 | 全曲参加▽クレジットは王曉方 | |
| オムニバス | 不明 | 1986 | ドラム | 中国広播芸術団時代にいくつかのアルバムに参加▽1993年当時すでに入手困難であった |
●出演
| 出演媒体 | 曲名（題名） | 映像名 | 発行年 | 参加形態 | 備考 |
| 地下映画 | 自由的辺縁之鑑証 | 2006/2 | インタビュー | ▼DVDあり |
●関連サイト（→眼鏡蛇楽隊）
「中国鼓手聯盟」（中国語GB）
ドラムサイト。優れたドラマーの1人として紹介されている。
