1995年には1sｔアルバムを製作し、翌年1月には1stアルバム『人之初』が発売となる。同年、李志輝（Key）がサポートを務めた事がある。

　雷剛がアルバム中の多くの楽曲を手がけてきたが、1996年末、諸処の事情によりバンド活動をやめ、ソロで活動を始める。しかし、アルバム製作や、ライブなどではなお天堂楽隊がバックバンドとして演奏することになる。

　1997年4月には、雷剛與天堂楽隊名義で、2ndアルバム『幸福的花兒』を発売する。紅星生産社と契約が切れたが、雷剛1人が紅星生産社と契約する。アルバム発売後は、王勇と楊京が脱退し、バンド活動は休止状態に陥ったが、やがて宣藝兵（Dr）と呉軍（Key）が加入する。そして、雷剛も再び天堂楽隊に加入した。

2003年の写真
左から：羊力・聶海軍・雷剛・賀成功･原藝
（天堂楽隊官方網站より）

　1999年10月には、3rdアルバム『壹半壹半』を発売した。5月8日のNATOの中国大使館誤爆事件をテーマにした、メッセージ性の強いアルバムを発売した。収録曲「対[イ尓]説“不”」では、「中国人今天憤怒地対［ｲ尓］説“不”！！！」などと、抗議デモの時のスローガン「中国人今天説“不”！」をほぼそのまま引用していた。しかし、アルバム発売時には誤爆事件報道はすでに沈静化していたほか、アルバム自体の出来がそれほど高いものではなかったため、それほど話題に上らなかった。12月には、河北省覇州で行われた“覇州原創歌曲演唱会”に寂寞・夏・日楽隊らとともに参加した。

　その後も雷剛とともに活動を続けているが、ライブバンドではないため、表に出てくることは少ない。

　彼らはバンドとして活動歴は長いが、アルバムの出来は決して素晴らしいといえるレベルではなく、また売れたという話も聞かない。しかし、なぜか彼らは3rdアルバムまで発売した。この当時、3rdアルバムまで発売できた歌手（バンド）は、崔健、黒豹楽隊、指南針楽隊などのロック界の元老や、張萌萌、王磊などの南方ロックを支えてきた地方の英雄のみであった。所属レコード会社である、紅星生産社が彼らに期待しているものは相当なものであるといえる。いつになったら、その期待に応えられる日が来るのだろうか。

3rdアルバムのために撮影された写真
左が雷剛
（紅星生産社のサイトより）

　2001年、張浩爲（G）が加入した。6月14日には、西単文化広場で行われた野外ライブに参加した。また同年、中央電視台のサッカーの夜主催によるサッカーソングコンテストに参加し、3位に輝いた。10月、瀋陽市の五里河体育場で行われた中国サッカーチーム祝賀会で「信念」を演奏した。10月18日、北京工商学院でライブを行った。

　2002年、陳宇（Key）と聶海軍（Dr）が加入した。7月、4thアルバム『信念』が完成した。7月13日、酷熱音楽厨房でファンとの対面会が行われた。10月24日、河北省廊坊市の廊坊大学城でライブを行った。同年末、原藝（Key）が加入した。

　2003年5月、アイドルグループWIN組合のために、曲「新声奪人」を手がける。9月6日、天津の消閑島迪［ﾛ巴］でライブを行った。11月22日、天津文芸台（ラジオ）の番組「新音楽60分」に出演したほか、同日、天津の老九九酒［ﾛ巴］で4thアルバム『信念』発表記念ライブを行った。

3rdアルバムのために撮影された写真
真ん中が雷剛
（紅星生産社のサイトより）

　2005年、diao磊（Dr）が加入した。5月5日、朝陽公園で行われた“第二届朝陽流行音楽周”東甬道舞台に出演した。6月25日、新豪運酒[ﾛ巴]で行われた“遠離毒品，親近音楽”ライブに参加した。7月31日、重慶の大田湾体育場で行われた“大田湾[口卑]酒節”に参加した。やがて、奥亦得MP4のイメージキャラクターとなった。9月、芸能京文文化伝播控股集団公司と契約した。9月10日、北京汽車電影院で行われた“緑色北京-露天音楽節”に参加した。

　2006年4月15日、江蘇省徐州の時尚大道下沈式広場でライブを行った。7月23日、星光現場音楽庁でライブを行った。9月2日、星光現場音楽庁で“天堂・生命・愛心 - 保護小動物慈善魏演”を主催し、ライブを行った。9月23日、郵電大学でライブを行った。10月、5thアルバム『天堂』が発売となった。10月19日、青島のFEELING CLUBでライブを行った。10月24日、愚公移山でライブを行った。10月25日、無名高地酒［ﾛ巴］でライブを行った。10月26日、13CLUBでライブを行った。10月27日、豪運酒［ﾛ巴］でライブを行った。10月28日、天津のU-CLUB上遊開場で行われた“群英会・2006天津原創音楽季”に参加した。12月1日、上遊開場で行われた腦濁楽隊のライブのゲストを務めた。12月2日、13CLUBでライブを行った。12月28日、北京通利琴行演芸庁で行われた“旅游衛視《動感節拍》欄目開播発布会”に出演した。

　2007年2月9日、13CLUBでアンプラグドライブを行った。3月25日、上海大舞台で行われた“第十四届東方風雲榜頒奨晩会”に参加した。4月4日、星光現場音楽庁で行われた“STAND UP站起来 慈善募捐演唱会（肺癌となったレコーディングエンジニア・D哥 李國強のためのチャリティライブ）”に参加した。4月27日、MAOでライブを行った。7月1日、MAOで行われた“我們還有時間拯救 - 為三個貧困血液病患児的募捐義演”チャリティーライブに参加した。7月14日、西単77街中心舞台でライブを行った。7月21日、哈爾濱のBABYFACE迪［ﾛ巴］でライブを行った。7月27日、香港のYO PARKで行われた“YO PARK MUSIC FESTIVAL”に出演した。8月8日、重慶の大田湾体育場で行われた“第六届国際[口卑]酒節”に参加した。9月21日、星光現場音楽庁でライブを行った。9月30日、13CLUBで行われた“拾参金属音楽節2”に参加した。12月24日、美羅城商厦前広場でライブを行った。12月31日、海淀展覧館で行われた“魔��2008現代音楽節”に参加した。

　2008年1月4日、MAOで行われた綻火楽隊結成5周年記念ライブのゲストを務めた。4月18日、天津の13CLUB天津店でライブを行った。5月30日、愚公移山で行われた[シ文]川大地震被災者チャリティライブに参加した。6月7日、星光現場音楽庁で“皇城根児 - 天堂楽隊15周年北京愛心演唱会”を開いた。7月5日、四川省綿陽の五一広場で行われた“用吶喊釈放悲傷，用歌声唱響希望”慰問コンサートに参加した。7月8日、四川省綿陽の中国軍隊軍営地へ行き、慰問ライブを行った。その後、仲夏（BAD DREAM楽隊）（Dr）が加入した。12月25日、山西省陽泉の濱河世紀城でライブを行った。

　2009年1月16日、星光現場音楽庁でライブを行った。7月26日、内モンゴル自治区呼和浩特市の蒙古風情園万畝草原で行われた“第二届緑色旗幟草原音楽節”総合舞台に出演した。8月22日、奥体中心北門足球場で行われた“夏日領航2009大型音楽季”に参加した。10月27日、北京外地罪犯遣送処でライブを行った。11月21日、河南省鄭州のCBD内環国際会展中心で“温暖今天”許巍・鄭鈞コンサートにゲスト出演した。

　2010年1月17日、星光現場音楽庁で行われた“過年[口婁]首届揺滾春晩聯歓会”に参加した。この時、限定EP『皇城根』を発表した。3月28日、上海の現場酒[ﾛ巴]でライブを行った。4月、CD付き雑誌『我愛揺滾楽97』に曲が収録された。5月29日、壹空間でライブを行った。