麻沸散楽隊 MAFEISAN

北京語:マーフェイサン

 北京市通州区のバンド。2004年12月結成。この時のバンド名は後庭女警楽隊であった。メンバーは、馬曉(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)。同月、新豪運酒[ロ巴]でライブを行った。

 2005年1月、李楊漾(Vo)が加入し、メンバーは、楊漾(Vo)・馬曉(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)となった。音楽スタイルはEMOコア、ハードコア、アシッド、ポストパンク、ノイズなど。バンド名の「麻沸散」は、中国の名医・華佗(紀元2-3世紀初)に発明した麻酔薬の名前から取った。1月15日、13CLUBで行われた“口袋音楽創刊一周年記念”ライブに参加した。4月2日、通州県雲景里南大街孫庄西門内胡同の大院で行われた“被狗驚嚇的現場”野外ライブに参加した。同月、無名高地酒[ロ巴]で行われた不一定楽隊のライブに参加した。同月、インディーズ1stアルバム麻沸散』をレコーディングした。5月14日、紫羅蘭酒[ロ巴]でライブを行った。6月、13CLUBでライブを行った。7月、両個好朋友酒[ロ巴]でライブを行った。9月、インディーズ2ndアルバム失控』が発売となった。9月から四綫方格楽隊と共に“不翼而飛”巡演をスタートさせ、9月10日、山東省済南の盒子酒[ロ巴]で、9月13日、山東省済寧の尊客[ロ巴]で、9月16日、南京の82号酒[ロ巴]で、9月23日、上海の挂二音楽酒[ロ巴]で、9月24日、杭州の31号酒[ロ巴]でライブを行った。

2005年9月23日、上海の挂二音楽酒[ロ巴]でライブ
左から:
韓光楊漾馬曉
(撮影:YIREN)

 9月28日、武漢のVOX酒[ロ巴]で、10月2日、貴州省貴陽市の徳瑪文化酒廊で、10月14日、四川省成都のLOFT CLUBで、10月15日、四川省成都の小酒館で、10月16日、四川省綿陽のLOWBARで、10月23日、西安のJIMI酒[ロ巴]でライブを行い、ツアーが終了となった。

 楊漾のパフォーマンスは過激で、何を仕出かすか分からない動きで観客を魅了している。

 2006年1月3日、両個好朋友酒[ロ巴]でライブを行った。3月18日、13CLUBでライブを行った。4月4日、両個好朋友酒[ロ巴]で行われた吉田達也・河端一・津山篤のライブの前座を務めた。4月7日、WHAT酒[ロ巴]でライブを行った。4月21日、両個好朋友酒[ロ巴]でライブを行った。5月1日、北京海淀公園迷笛音楽節実験小舞台で行われた迷笛音楽節MINI MIDI IIに出演した。5月13日、南門空間でライブを行った。6月17日、D-22でライブを行った。7月14日、両個好朋友酒[ロ巴]室外草地露天舞台でライブを行った。7月21日、両個好朋友酒[ロ巴]でWHITE楽隊と共に即興ライブを行った。

2005年9月23日、上海の挂二音楽酒[ロ巴]でライブ
左から:
張衆舒楊漾馬曉韓光
(撮影:YIREN)

   9月2日、青島市黄島区のMIX[ロ巴]で四綫方格楽隊と共にライブを行った。9月3日、青島の楽百森酒[ロ巴]で四綫方格楽隊と共にライブを行った。12月29日、両個好朋友酒[ロ巴]でライブを行った。この頃のメンバーは楊漾(Vo)・馬曉(G)・張衆舒(B)の3人である。同年、インディーズ3rdアルバムkali yuga』が発売となった。

 2007年1月13日、D-22でライブを行った。5月、インディーズ4thアルバムabsence』が発売となった。3月15日、D-22でライブを行った。5月3日、北京海淀公園で行われた迷笛音楽節MINI MIDI舞台に参加した。5月3日、D-22でライブを行った。5月26日、通州県雲景里南大街孫庄西門内胡同の大院で行われた“被狗驚嚇的現場2”野外ライブに参加した。6月12日、両個好朋友酒[ロ巴]でライブを行った。6月14日、D-22でライブを行った。7月6日、D-22で行われた香港のバンド・Die in VelvetやEmbryoのライブの前座を務めた。8月18日、小雷音で行われた“小雷音的大声音 - [口加][口厘]秀”ライブに参加した。12月18日、両個好朋友酒[ロ巴]でアメリカのEX MODELSと共にライブを行った。

 2008年1月20日、日本のPSF RECORDSより発売となったオムニバス『ASIAN FLASHBACK』に曲が収録された。3月15日、D-22で行われた“2008中国先鋒音楽節”に参加した。同年、メンバーは楊漾(Vo)・魏瓊(迷宮楽隊)(G)・張衆舒(B)・韓光(Dr)となり、音楽スタイルがジャパニーズノーウェーブ、サイケデリックノイズへと変化した。5月2日、両個好朋友酒[ロ巴]外舞台で行われたMini Midi 2008に参加した。6月25日、山東省zi博の銹[ロ巴]でライブを行った。7月5日、青島市黄島開発区の西海国際倶楽部で行われた四綫方格楽隊のライブに参加した。7月18日、D-22でライブを行った。8月29日、WHAT酒[ロ巴]でライブを行った。8月31日、天津の勝利日酒[ロ巴]でライブを行った。12月14日、長沙のFREEDOM HOUSEでライブを行った。

 2009年2月21日、天津のMIC CLUBでライブを行った。3月22日、D-22で行われた“第二届中国先鋒音楽節”に参加した。4月、インディーズ5thアルバムHeart of nothingness the universe』が発売となった。4月、インディーズオムニバス『小雷音』に曲が収録された。5月8日、南京の古堡酒[ロ巴]でのライブを皮切りに、“噪揺声勢”NOJIJI全体ツアーを開始し、5月10日、蘇州のROCKSUZHOU小酒館で、5月14日、上海の育音堂で、5月16日、上海の現場酒[ロ巴]で、5月17日、杭州の旅行者酒[ロ巴]で、5月21日、武漢のVOX酒[ロ巴]で、5月24日、長沙のFREEDOM HOUSEで、5月26日、桂林の猫兎酒[ロ巴]で、5月30日、南寧の南巴仔酒[ロ巴]で、6月5日、昆明の説[ロ巴]で、6月12日、貴陽のLUCK酒[ロ巴]で、6月14日、重慶の501芸術基地零号空間沙龍で、6月19日、成都の小酒館芳沁店で、6月20日、成都の熊猫倶楽部でライブを行い、ツアーが終了となった。

 メンバーの一部は2009年、緑蛇楽隊を結成した。

 

 

●インディーズアルバム

タイトル 出版 発行 制作 発行年 品番 地域
麻沸散     NOJIJI 2005/4 N0501(CD版) 中国
失控     NOJIJI 2005/9 N0502(CD版) 中国
kali yuga     NOJIJI 2006 N0601(CD版) 中国
absence     NOJIJI RECORD 2007/5 N0701(CD版) 中国
Heart of nothingness the universe     nojiji records china 2009/4 N0903(CD版) 中国

 

●ソロ発表曲

曲名 アルバム名 発行年 備考
C ASIAN FLASHBACK 2008/1/20  
09/02 小雷音 2009/4  

 

●関連サイト

mafeisan」(UTF-8)
MySpace.comより。音源の試聴ができる。

NOJIJI」(中国語GB)
バンドが所属している自主レーベルのサイト。

 

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