蕭寒 XIAO HAN

北京語:シャオハン

 瀋陽で活動するミュージシャン。1974年、瀋陽で生まれる。1990年から音楽理論を独学で勉強する。1995年、“中国首届不挿電曁1995年流行歌曲発布会”に参加した。その後上京し、バーで半年ほど弾き語りを行ったり、いろいろアルバイトを行ったが、生活苦で瀋陽に戻った。

 1996年、末日的毒瘤楽隊を結成する。のち、瀋陽ロック界を代表する人物となる。

 1997年、遼寧大学中文系を卒業した。

 1999年、嬉頭士酒[ロ巴]を開いた。このバーで頻繁にロックライブが行われ、瀋陽ロックの発展に貢献することとなった。

 2000年、瀋陽アンダーグラウンドカルチャー雑誌『大衆健康』を阿白らとともに手がけた。

 2001年、末日的毒瘤楽隊は活動休止となった。その後深[土川]に行き、バーで専属歌手としての活動を始めたが、やがて瀋陽に戻った。

 2002年、映像作品「慈恩寺」を手がけた。

(写真:酒桟現場

 2003年、大学などでサウンドに関する講座を行った。同年末、1stアルバムの製作を開始する。

 2004年にはFEEDBACK音楽工作室とFEEDBACK声音芸術工作室を設立した。そして、国内の数多くのテレビ・ラジオ・イベントの音楽を製作した。また、満州族の音楽を整理し始めた。

 2005年初、シンガポールで行われた“中国新媒体芸術展 - 劃痕”で、サウンド「笑的時代1--麻将」を発表した。同年、“未来考古学第二届中国芸術三年展”でサウンド「我的時代2--即興」を発表した。同年末、渤海樂派を結成した。メンバーは蕭寒・李明・周聖然。12月、広州のアンダーグラウンド雑誌『印象 店志壹号』にDEMOを発表した。

 2006年2月、“看印度聴東方”北京フォークライブに参加した。6月16日、瀋陽の火車頭体育館で行われた“記念中国揺滾20年”コンサートに参加した。9月1日、広東省広州の留芳園酒桟食桟で、蕭寒與渤海樂派としてライブを行った。

2006年、渤海派のメンバー
(写真:
酒桟現場

 2007年5月2日、北京の両個好朋友酒[ロ巴]でライブを行った。5月4日、北京の北京海淀公園で行われた迷笛音楽節MINI MIDI舞台に蕭寒與渤海樂派として参加した。5月5日、北京の13CLUBでライブを行った。

 2008年5月24日、卒豪斯倶楽部でライブを行った。6月28・29日、地下遼寧根拠地のオープニングライブに参加した。7月20日、遼寧先鋒文化基地でライブを行った。

 現在は、満州語初のロックアルバムを製作中である。

 
 

 

●ソロ発表曲

曲名 アルバム名 発行年 備考
清平楽(納蘭詞) 印象 店志壹号 2005/12  
紙蝴蝶(満語歌) 印象 店志壹号 2005/12  
die恋花(納蘭詞) 印象 店志壹号 2005/12  
秋風(蕭寒歌) 印象 店志壹号 2005/12  
如夢令(納蘭詞) 印象 店志壹号 2005/12  
風化成石(蕭寒歌) 印象 店志壹号 2005/12  
[足包]南海之豊収(満民歌) 印象 店志壹号 2005/12  

 

●参加アルバム

歌手(楽隊)名 曲名 アルバム名 発行年 参加形態 備考
末日的毒瘤楽隊   1998 1998/12 詞曲、ボーカル、ギター 全曲参加▽クレジットは簫寒
青春的紀念碑 我愛揺滾楽11 2002/1 詞曲、編曲 クレジットは簫寒

 

●関連サイト

回声音楽網」(中国語GB)
蕭寒のサイト。音源などがアップされている。

在灰暗的記憶里面 [イ尓]曽経呼喚着光明」(中国語GB)
新浪網より。蕭寒の記事がある。

 

MENU