1996年、大学卒業と共に、開平へ行く。4月、偉洪・阿俊と共に大門音楽伝訊を設立し、欧米の音楽やロック及び雑誌などを販売した。1997年初、大門音楽伝訊の売り上げがあまり良くなかったため、酔月酒城に住み、音響技術を研究し、酔月酒城のPAとなる。1998年、大門音楽伝訊が倒産する。

　1999年春、開平を離れて広州で仕事を始める。そのため、沼澤楽隊での活動に参加できなくなる。7月から9月にかけて、広州へ来た沼澤楽隊のメンバーと共にDEMOレコーディングを行う。2000年春、茂名化州へ行き、国営の対外貿易公司で働きはじめ、沼澤楽隊の大きなライブがある時だけ会社を休み、ライブに参加するようになった。

2006年5月12日、上海の育音堂で行われた沼澤楽隊のライブより
（撮影：YIREN）

　普段は寡黙であり、沼澤楽隊では海亮と共にバンド結成時からの元老として活動している。楽器はギター以外にキーボードを担当している。

　2002年10月、娘である「妹妹」が癌となり、2003年10月から、その手術費用を工面するために沼澤楽隊によって“救救妹妹”チャリティーライブが開かれた。また、各地の有志やバンドなどがチャリティーライブや募金活動をするなど、広東省では社会現象となり、マスコミの大きな注目を浴びた。結果的に30万元以上の募金を集め、手術をする事ができた。翌年には無事手術が成功し、「妹妹」は退院した。

　その後も沼澤楽隊で活動しているが、ライブがない時は実家の茂名で生活している。

2004年11月1日、新天地ARKで行われた沼澤楽隊のライブより
（撮影：YIREN）