蒼狼楽隊 CANGLANG
北京語:ツァンラン
騰格爾が1993年3月に結成したロックバンド。モンゴル民族音楽をロック風にアレンジ。結成時(と思われる)メンバーは騰格爾(Vo)・秦[王奇](G)・胡曉海(B)・焦全傑(Dr)。9月から、内モンゴルのフフホト、包頭、東勝で“草原赤子情”大型チャリティーコンサートを主催し、大成功を収め、大きな反響を得た。 1993年12月には、北京で1stアルバムをレコーディング、1994年2月には発売となった。この時のメンバーは、騰格爾(Vo)・肖亦平(G)・瑪瑙(B)・趙牧羊(Dr)・圖圖(Key)・張全勝(馬頭琴&特色楽器)・青山(マネージャー)。 |
のちに発売した騰格爾のアルバム『出走』にも蒼狼楽隊が参加している。どうやら、常に活動を続けているのではなく、レコーディングやコンサートの時、メンバーが招聘されるようだ。日本やアメリカ、タイなどでコンサートを開いたほか、1997年には、香港アジア音楽祭に参加した。 1999年には、伊貝爾(G)と那日蘇(B)、馬克塔勒(Dr)が加入した。 2001年4月5・6日には騰格爾の北京コンサートでのバックバンドを務める。メンバーは、伊貝爾(G)・薩茹拉賽汗(G)・那日蘇(B)・馬克塔勒(Dr)・圖力古爾(Key)・張全勝(馬頭琴)であった。同年、范俊義(Dr)が加入した。11月末、劉曉光(Key)が加入し、メンバーが伊貝爾(G)・那日蘇(B)・范俊義(Dr)・劉曉光(Key)・盛育彬(マネージャー)となった。 2002年、ドラムが海鷹(莫日根巴特)となった。 2007年9月8日、騰格爾与蒼狼楽隊として、日本の東京芸術劇場大ホールでコンサートを開いた。この時のメンバーは、騰格爾(Vo)・伊貝爾(G)・那日蘇(B)・范俊義(Dr)・劉曉光(Key)・張全勝(馬頭琴)・荒井壮一郎(Per)であった。 范俊義は2006年、蘇陸地楽隊に加入した。 |
●アルバム(→蒼狼楽隊)
タイトル | 出版 | 発行 | 制作 | 発行年 | 品番 | 地域 |
騰格爾與蒼狼楽隊 | 中国音楽家音像出版社 | 中国音楽家音像出版社、台湾風潮有声出版有限公司 | 1994/2 | ISRC CN-A50-94-301-00/A・J6(CT版) | 中国 | |
中国音楽家音像出版社 | 2004 | ISRC CN-A50-04-376-00/A.J6(CD版) | ||||
中国民歌 | 海外 | |||||
愛(モンゴル語) | 不明 |
●参加アルバム(→騰格爾)
歌手(楽隊)名 | 曲名 | アルバム名 | 発行年 | 参加形態 | 備考 |
薩茹拉賽汗 | SOLO | 2000 | 製作協力 | 全曲参加 |
●関連サイト(→騰格爾)
「蒼狼楽隊」(中国語GB)
蒙古文化より。プロフィールや歌詞などが記載されている。つくりはとても丁寧。
「蒼狼楽隊留言板」(中国語GB)
蒙古無辺より。蒼狼楽隊に関するBBS。