逆耳楽隊 THE GRINDING EAR

北京語:ニーアル

 河北省邯鄲のバンド。2002年10月結成。結成時のメンバーは、馬堯(Vo&G)・劉拓(B)・呉江(Dr)で、河北工程学院の学生によって構成されている。音楽スタイルはグランジ。やがて、グランジの中にLO-FIノイズコアの要素が含まれるようになっていった。11月頃、“邯鄲市第四届揺滾音楽節”に参加した。

 2003年前半はSARSのため、ライブ活動ができなかった。10月、馬堯と呉江は北京で行われた迷笛音楽節を見に行った。その時、今まで創作した作品に対して疑問を抱くようになった。そして、今までの作品を封印して新しい考えによる曲を創作するようになる。同年秋、呉江が学校を卒業して外地に行ってしまったため、バンドを脱退した。同年末、呂昌(元・孑jue楽隊)(Dr)が加入した。

 2004年4月10日、石家庄の七声場酒[ロ巴]で行われた“記念Kurt Cobain”ライブに参加した。5月7日、河北工程学院でライブを行った。7月3日、藍島酒[ロ巴]でライブを行った。

2006年の写真
(写真:
迷笛

 同年半ば、劉拓(B)が脱退して馬寧(B)が加入し、メンバーは馬堯(Vo&G)・馬寧(B)・呂昌(Dr)となり、固定した。8月、100枚限定の1stDEMOをインディーズで販売した。9月、CD付き雑誌『我愛揺滾楽34』に曲が収録された。10月16日、石家庄の七声場酒[ロ巴]でライブを行った。11月4日、邯鄲師専でライブを行った。

 2005年5月27日、保定の欧伯特酒[ロ巴]で行われた旺財楽隊のライブの前座を務めた。10月29日、藍色酒[ロ巴]でライブを行った。12月4日、石家庄の太平洋広場でライブを行った。

 2006年2月、アルバム『濁化』が発売となった。3月4日、石家庄の銭隆KTV4階酒[ロ巴]で行われた謝天笑與冷血動物楽隊のライブの前座を務めた。4月1日、藍島酒[ロ巴]で『濁化』発表会兼新鋭女性作家ka生詩集『路上的人都有把槍』サイン会を開いた。6月2日、北京の什麼酒[ロ巴]元大都店でライブを行った。6月17日、中華巷金馬人溜冰場で行われた“邯鄲揺滾音楽節”に参加した。7月1日、北京の両個好朋友酒[ロ巴]でライブを行った。7月22日、唐山の青年倶楽部でライブを行った。このライブを最後に、バンドは解散した。

2004年11月4日のライブ
(写真:
一個lata的低保真青年
 2007年1月、インディーズオムニバス『胡服騎射』に曲が収録された。

 呂昌は2006年、肉樹楽隊に加入した。

 
 

 

●インディーズアルバム

タイトル 出版 発行 製作 発行年 品番 地域
逆耳     自主製作 2004/8 品番無し(CD版) 中国
濁化     自主製作 2006/2 品番無し(CD版) 中国

 

●ソロ発表曲

曲名 アルバム名 発行年 備考
時代 我愛揺滾楽34 2004/9  
生活是個圏套 胡服騎射 2007/1  

 

●関連サイト

一個lata的低保真青年」(中国語GB)
馬堯のBLOG。バンドに関する書き込みがある。

揺滾空間-楽隊之家」(中国語GB)
中華音楽網より。馬堯が管理していると思われるBBS。

迷笛」(中国語GB)
迷笛音楽学校のサイトの1つ。バンド紹介がある。

 

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