晩間新聞楽隊 EVENING NEWS
北京語:ワンジェン シンウェン
北京のバンド。1988年結成。当時のメンバーは、肖鎰坪(G)・冷傑(Vo&G)・羅岩(B)・王立冬(Dr)等。翌年、諸事情により解散してしまう。 1993年初、圖圖(Key)などを加えて、再結成する。その際には、日本人の佐藤誠也(B)も参加したが、1994年頃には再び活動を停止したようだ。この活動期間中に、2つのオムニバスに曲を発表した。張全勝(馬頭琴)や馬克塔勒(Vo)が参加した事もあった。 活動期間はそれほど長くないが、このバンドが中国最高のバンドというファンがいるくらい、インディーズシーンで評判の高かったバンドであった。 |
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その後も断続的にバンド活動をやっていたようで、王鵬飛(Dr)が加入したこともあった。しかし、その頃はローリングストーンズとドアーズのコピーバンドとして活動していた。1996年、内モンゴルで行われたナダム音楽祭に参加した。 1999年になり、メンバーが肖鎰坪(Vo&G)・冷傑(G)・羅岩(B)・王立冬(Dr)・圖圖(Key)と、以前のメンバーで活動を開始し、アルバムをレコーディングする。このアルバム『木頭床』が、2000年9月になり、北京京文音像公司から発売された。11月25日、山東省烟台市体育館でコンサートを行った。12月16日、豪運酒[ロ巴]で『木頭床』発表式を行った。 |
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1994年頃の写真 |
また、2000年頃、CHANNEL[V]「面対面」の騰格爾の雲南コンサートで、蒼狼楽隊が「木頭床」を演奏していた。2001年には毛毛(Dr)が加入した。4月28日、豪運酒[ロ巴]でライブを行った。9月8日、豪運酒[ロ巴]でライブを行った。はっきりした時期は分からないが、周[王奇](B)も加入したことがあった。11月25日、山東省烟台市の烟台体育館で行われた“烟台演唱会”に出演した。 晩間新聞楽隊は、スタイルには特に拘らず、彼らの音楽を聴いた人がいい曲だと言ってくれるような音楽を目指している。ただ、バンドの根本には民族音楽があるため、民族音楽を融合した音楽も取り入れられている。しかし、彼らのアルバムには、はっぴいえんどなど、1970年代の日本の音楽に影響されているような感じも見受けられる。 |
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晩間新聞楽隊より |
2001年6月、二丙(hao松)(Key)が加入した。 2002年3月22日、豪運酒[ロ巴]でライブを行った。 二丙(hao松)は2002年1月、[魚比]鵬楽隊を結成した。 |
●アルバム
タイトル | 出版 | 発行 | 制作 | 発行年 | 品番 | 地域 |
木頭床 | 深[土川]中唱公司 | 北京京文音像公司 | 西部文化&‘晩間新聞’楽隊 | 2000/9 | EL-014A,ISRC CN-A01-00-347-00/A.J6(CT版) | 中国 |
CCD-2000/014A,ISRC CN-A01-00-347-00/A.J6(CD版) |
●ソロ発表曲
曲名 | アルバム名 | 発行年 | 備考 |
拒絶選択 | ’94 中国之火壹 | 1994 | 『揺滾列車壹』も |
揺滾之旅壹 | 1996 | 『’94 中国之火壹』と同じ | |
鳴哩哇[ロ拉] | 揺滾中国V | 1995 | 『揺滾中国V』にしか収録されていない |
木頭床 | 中国語ジャーナル 2003年6月号 | 2003/5 | 日本語タイトルは「木のベッド」 |
●参加アルバム
歌手(楽隊)名 | 曲名 | アルバム名 | 発行年 | 参加形態 | 備考 |
阿吟琴楽隊 | 青蛙的幻想 | 阿吟琴 | 2007/9 | オリジナル曲 | オリジナルの曲名は「木頭床」 |
●関連サイト
「晩間新聞」(中国語GB)(消滅?)
オフィシャルサイト。バンドプロフィールやアルバム紹介などがある。
「晩間新聞:木頭床」(中国語GB)
新華書店のサイトより。1stのレビューがある。