鉄蘋果楽隊
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1999年の写真。(写真提供:周俭、优蝶) | |
基本情報 | |
中国語名(簡体字) | 铁苹果 |
中国語名(繁体字) | 鐵蘋果 |
拼音 | Tiepingguo |
発音転記 | ティエピングオ |
英語名・外国語名 | Steel Apple |
出身地 | 北京市 |
ジャンル | オルタナティブ |
活動期間 | 1997年 - ? |
メンバー |
大鐘 小建 黄暁東 大川 |
鉄蘋果楽隊(ティエピングオ、Tiepingguo)は、1990年代後半、北京市で活動していたバンド。
メンバー
- 大鐘 (1997年 - ?) -- 元・雑耍楽隊のメンバー。普段は北京市西単の服装店で商売を行なっている。
- 小建 ギター(1997年 - ?) -- 西部槍手楽隊の郝建寧からギターを教えてもらった。警察官の仕事を辞めて上京した。1999年4月、九天楽隊を結成した。
- 黄暁東 ギター(? - 1998年?) -- かつて創作した曲「打火机」が田震のアルバム『震撼』で勝手に使用され、裁判沙汰になったことがある(黄暁東の勝訴)。
- 大川 ベース(? - 1998年?)
経歴
バンド名の「鉄」は現代社会の人間関係、つまり冷たくて壁のある複雑な関係、そして「蘋果」(リンゴ)は美しい欲望の意味で、この2つの単語を融合させると、美しい欲望はますます冷たくなっていくという意味を含んでいる。
大鐘は寧夏回族自治区銀川市にいる時、小建と知り合い、上京してバンドを結成した。
音楽で生計を立てたいと夢に見て上京してバンドを結成したが、理想と現実はとてもかけ離れており、生活のために忙蜂酒吧などのバーで週に3回ライブを行なっていた。
音楽的には崔健のような複雑なメロディーでもなく、NO楽隊のような極端にアンダーグラウンドのスタイルでもなく、零点楽隊のようなポップでもなく、無難なオルタナティブ路線である。これは、レコード会社や普通のリスナーが求めそうな、少しうるさくてまたポップな要素が含まれている大衆迎合路線を目指したためである。
1999年前半の時点ではメンバーは大鐘と小建の2人だけである。
後に作品が田震のアルバムに収録される予定であったが、詳細は不明である。(もしかしたら黄暁東創作の「打火机」の事かもしれない)
ディスコグラフィー
デモテープ
- 鉄蘋果(発表年代不明)