迷笛音楽節
中国最大規模の野外ロックフェスティバル。2000年5月、北京市の北京迷笛音楽学校(MIDI MUSIC SCHOOL)で開かれたのが始まりである。参加バンドは迷笛音楽学校出身者が中心であるが、卒業者の中には、全国に名前の知れ渡るほど活躍しているバンドもいるほか、期待の新人が数多く出演するため、多くのロックファンが見学のためにフェスティバルに参加した。
普段の迷笛音楽節以外に、2002年12月には、北京市の農業展覧館2号館で迷笛音楽季が開かれたほか、2005年5月14・15日には、北京迷笛音楽学校の野外運動場でジャズフェスティバルが開かれた。2015年5月15・16・17日には、江蘇省蘇州市で2015迷笛電子音楽節を開いた。
2000年
室内で行なわれた。
2001年
室内で行なわれた。
2002年
野外の運動場で行なわれた。
/2002年5月1日 /2002年5月2日 /2002年5月3日
2003年
当初は5月に4日間かけて行われる予定であったが、SARSのため、10月1日から10月3日までの3日間に延期・短縮となってしまった。10月2日、日本からはミクスチャーバンドの代表格・BRAHMANが参加したが、この年は反日気運が非常に高まっていた時期であったため、ライブが始まると卵やら石やらペットボトルなどを舞台に投げつける人が続出。ブーイングもひどかったが、2曲目、3曲目と進んでいくたびに、BRAHMANの音楽とパフォーマンスに感動したのか、ブーイングなどは収まり、最後には大きな拍手が沸き起こった。この件について、日本の新聞でも取り上げられて話題となったほか、音楽評論家の顔峻も「十月的耻辱」と題した文章を発表し、中国人自らの外国人に対するマナーについて提起した。
/2003年10月1日 /2003年10月2日 /2003年10月3日
2004年
5月1日から4日まで開かれる予定であったが、前もって大々的に宣伝し、相当な入場数が見込まれ学校側のキャパを超えているとの理由で、4月28日早朝、公安局から中止の命令を受けてしまった。そして場所を変更して10月1日から、北京国際雕塑公園で4日まで開かれたが、2日目の時点で周りの住民から騒音クレームが来たため、3・4日は時間を大幅短縮して行なわれた。
/2004年10月1日 /2004年10月2日 /2004年10月3日 /2004年10月4日
2005年
10月1日から4日までは、北京海淀公園で行なわれ、4日間で100元の入場料を取り、商業的な道を進むようになった。また、2005年から迷笛音楽節のサブステージでMINI MIDIも開かれた。
/2005年10月1日 /2005年10月2日 /2005年10月3日 /2005年10月4日
2006年
/2006年5月1日 /2006年5月2日 /2006年5月3日 /2006年5月4日
2007年
/2007年5月1日 /2007年5月2日 /2007年5月3日 /2007年5月4日
2008年
MINI MIDIはメインステージとは分離され、独自で開催した。そのため、メインステージの日程とは異なる5月1日から3日までであった。メインステージは、5月に開くことができず、10月に延期となったが、会場や開催日が何度も変更となり、開催数日前に北京迷笛音楽学校内に変更となり、結局開催は10月1日から5日までとなり、出演バンドも大幅に縮小された。
/2008年10月1日 /2008年10月2日 /2008年10月3日 /2008年10月4日 /2008年10月5日
2009年
初めて北京以外の地で開催となった。出演バンドは地方のロックファンに配慮してか、全国区で知名度の高いアーティスト・バンドが中心となっている。
/2009年5月1日 /2009年5月2日 /2009年5月3日
2010年
2010年は5月1日から4日まで、北京海淀公園で行なわれた。10月1日から4日にも江蘇省鎮江市で、「長江迷笛音楽節」という名称で開催された。
/2010年5月1日 /2010年5月2日 /2010年5月3日 /2010年5月4日 /2010年10月1日 /2010年10月2日 /2010年10月3日 /2010年10月4日
2011年
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2012年
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