「穴位楽隊」の版間の差分

2020年4月21日 (火) 09:34時点における版

1993年頃の写真。左から：陳底裏・秦思源・李益・道尓吉・余偉民。（写真：Art-Ba-Ba）

2014年の写真。左から：李益・余偉民・秦思源・陳底裏・道尓吉。（写真：Art-Ba-Ba）

穴位楽隊（シュエウエイ、Xuewei）は、1990年代前半、北京市で活動していたバンド。活動期間は2年ほどであったが、日本の新聞にも取り上げられたことがあるほど、アンダーグラウンドシーンで話題のバンドであった。

秦思源　ボーカル（1992年11月 - 1994年末,2014年9月） -- イギリス人（スコットランド籍）。中英ハーフ。子供の頃、いくつかのドラマに出演した。元・紅色部隊楽隊のメンバー。2004年6月発売の光磊『春心』のレコーディングに参加。2009年、黒大春詩歌小組を結成した。尤倫斯当代芸術中心で副館長を務めたこともある。2014年9月21日、尤倫斯当代芸術中心でライブを行なった。
陳底裏　ギター（1992年11月 - 1994年末,2014年9月）
于微（道尓吉）　ベース（1992年11月 - 1994年末,2014年9月）
于偉民　ドラム（1992年11月 - 1994年,2014年9月）
李益　キーボード（1992年11月 - 1994年末,2014年9月）

メンバーは、イギリスのスコットランド籍である秦思源のほか、陳底裏・于微・于偉民・李益の5人。曲はブリティッシュパンクの影響を受けているほか、英語の曲が大半であった。その完成度の高さから、当時のアンダーグラウンドシーンではかなり話題になり、崔健も高い評価を下していた。

1994年、オムニバス・アルバム『神揺第一章・・極楽揚州路』に、「微不足道」を発表する。9月18日、賽克賽思倶楽部で「時空之祭・現代音楽劇」と称するライブを行ない、好評を博した。この様子は日本の新聞でも紹介された（『朝日新聞（夕刊）』1994年11月2日）。

1stアルバム制作を計画中の1994年末、バンドは解散してしまった。

2014年9月21日、オリジナルメンバーで一度だけライブを行なった。

（一部情報提供：XIAOXUEさん）

曲名	アルバム名	発表年	備考
微不足道	神揺第一章・・極楽揚州路	1994	『揺滾北京II』も

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 == 主要なライブ・コンサート ==
+*[[馬克西姆餐庁/1993年2月14日|1993年2月14日　北京市　馬克西姆餐庁]]
 *[[賽克賽思倶楽部/1994年9月18日|1994年9月18日　北京市　賽克賽思倶楽部　時空之祭・現代音楽劇]]
 *[[尤倫斯当代芸術中心/2014年9月21日|2014年9月21日　北京市　尤倫斯当代芸術中心]]