1998年末になり、劉利敏（G）が加入し、再び創作活動を始める。ライブ活動だけではなく、DEMOを制作してインディーズで販売し、好評を得る。

　1999年、劉利敏は脱退した。10月、呉濤（G）が加入した。彼がブリティッシュロックを好きであったため、バンドスタイルも次第に変化していった。

　2000年3月、媽媽楽隊で活動していた張明（Dr）が再びメンバーに加わり、彭坦（Vo&G）・呉濤（G）・魏飛（B）・張明（Dr）となった。4月8日、緑洲酒［ﾛ巴］で行われた“KURT COBAIN追悼ライブ”に出演した。5月、2ndDEMOを制作した。このDEMOが華納唱片（ワーナーミュージック）の注目を浴び、7月1日、中国大陸で初めて華納唱片と契約した。

2004年3月14日、上海の新天地ARKでのライブ
左から：呉濤（G）・彭坦（Vo&G）
（撮影：YIREN）

　2001年6月2日、西安の西安体育館で行われた“存在西安揺滾演唱会”に出演した。9月19日、北京の奥林匹克体育中心体育館で行われた北京サンミゲルビール賛助の“中国揺滾生力軍楽隊比賽総決賽（ロックバンドコンテスト決勝戦）”にゲスト出演した。

　アルバム発売当初は、プロモーションのために各地でライブを行っていたが、アルバムの人気が高まるにつれ、頻繁にコンサートや各媒体に出演し、新曲を製作する時間が無くなってしまうほどであった。そこで、2001年6月から2ndアルバム制作のため、3ヶ月ほどメディア出演を休止とした。アルバム総売上は、2001年5月の時点で、カセットが15万本、CDが5万枚を突破と、ヒットとなったほか、年初からこの月までの全ての国内の音楽賞を獲得した。

2004年3月14日、上海の新天地ARKでのライブ
左から：呉濤（G）・彭坦（Vo&G）・魏飛（B）
（撮影：YIREN）

　2002年5月2日、上海世紀公園で行われた“反盗版演唱会”に出演した。6月18日、北京大学百年講堂で行われた“第一届大学生原創音楽節”にゲスト出演した。6月28日、河北省石家庄の裕[丹彡]国際体育中心で行われた“十大演出盛事頒奨典礼”明星演唱会に出演した。8月、M&M'Sチョコレートの中国地区イメージキャラクターを務めた。同年末には、アルバムの総売り上げが30万本を超えた。

　2003年4月13日、北京の玉淵潭公園少年児童紀念碑前広場で行われた“第十五届桜花節”に参加した。9月25日、河北省の廊坊東方大学城で行われた“楽躍欲視”野外コンサートに参加した。12月、2ndアルバム『黄金時代』が発売となった。

2000年夏、北京での写真
左から：魏飛（B）・呉濤（G）・彭坦（Vo&G）・張明（Dr）

　2005年3月、2004年9月18日に行われたコンサート音源が『Live In Beijing 黄金時代』として発売された。

　4月、バンドは解散した。

　魏飛はtuo特巴士大楽団の1stアルバムレコーディングに参加したほか、2007年8月30日、北京のMAOで行われたtuo特巴士大楽団のライブサポートを務めた。11月、北京でTODAY楽隊を結成し、ベースを担当した。

1stアルバム発売後頃の写真
左から：呉濤（G）・張明（Dr）・彭坦（Vo&G）・魏飛（B）
（写真：新浪網）