2000年4月15日、内蒙古大学で初ライブを行った。4月22日、内蒙古財経学院でライブを行った。大学の巡演では、毎回1000人以上の観客を動員した。4月29日、錫林浩特で行われた“第二届新音楽節”に参加し、最も歓迎を受けたバンドと称された。6月30日、呼和浩特で行われた“内蒙古首届揺滾音楽節”に唯一のモンゴル族バンドとして参加した。10月21日、呼和浩特市体育館で行われた“モンゴル国HURD楽隊演唱会”で唯一の前座バンドを務めた。

左から：徳樂黒（黒子）・伊拉特（尹克）・寶音圖・朝魯蒙
（輪（Khurd）楽隊より）

　2002年、シングル「呼和浩特之夜」と「過客」をレコーディングし、発表した。「呼和浩特之夜」は内蒙古電台（ラジオ）で数週間連続1位となり、のち、同年最優秀オリジナル歌曲と評された。「過客」のMVは内蒙古衛視（テレビ）で頻繁に流され、近年流行した曲の1つとなった。5月、呼和浩特で行われた“第四届新音楽節”に参加した。8月、武漢に赴き、テレビ番組『歓楽千万家』の撮影に参加した。

　2003年3月、内蒙古人民広播電台の第二届内蒙古語原創歌曲排行榜で最優秀バンド賞を獲得した。普段は馬頭琴酒［ﾛ巴］に常駐している。9月、錫林郭勒盟で“開元之夜”コンサートを開いた。10月、呼和浩特で行われた“第五届草原新音楽節”に参加した。11月12日、集寧でライブを行った。

（写真：車輪楽隊）

　2005年、オムニバス『内蒙古音楽新勢力』に曲が収録された。7月24日、王府井百貨門前広場で行われた“2005内蒙古・格根塔拉草原狂歓節”公開リハーサルに参加した。7月29日、四子王旗格根塔拉草原で行われた“2005内蒙古・格根塔拉草原狂歓節”に参加した。12月、寧夏電視台（テレビ局）主催の“2005年寧夏春節聯歓晩会”に参加した。

　2006年8月25日、伊拉特以外のメンバーがみな変更となり、IKO KHURD楽隊と改名した。

　徳樂黒は2002年、蒙楽隊を結成した。朝魯蒙・達布希拉圖はやがて、蒙楽隊に加入した。伊拉特は2006年半ば、北京の蘇勒徳酒［ﾛ巴］で専属歌手としての活動を始めた。