1998年末、白羽はバンドを再結成する。1999年のメンバーは、福州大学の学生が中心であった。5月末、福州大学でソロライブを行う。同年後半、バンドメンバーが大学を卒業してしまったため、新しいメンバーを加える。メンバーは、白羽（リードG）・阿龍（Vo）・蟷螂（B）・大頭（リズムG）・游季平（Dr）。そして、福州の大学の巡演を開始した。演奏曲は、白羽の創作曲が中心であった。

　音楽スタイルは、ヘビーメタルとパンク。福州では珍しく自分達で音楽を創作し、ロックを演奏するバンドである。

　2000年、白羽はいくつかのコンテストに出場する。それと同時に、各メディアが奇翼楽隊を注目していくようになる。同年後半、福州の大学の巡演を始めた。巡演した大学は、福州大学、農業大学、商業専科学校、警察学校、公安幹校、工業学校、建材学校、医科大学、福建師範大学などである。そして、その過程で、『福建日報』、『福州晩報』、『海峡都市報』、『吉他之友報』、『新min都日報』、『福建工商時報』、『福建商報』、雑誌『青春潮』の取材を受けたり、上海東広（ラジオ）番組『陽光列車』、ラジオ番組『音楽麦克風』からインタビュー、テレビのニュース番組『自己的故事，事故拍』でバンドの映像が放送された。

福建で活動していた時の写真
（奇翼楽隊のサイトより）

　やがて、福州から離れて外地での活動を始め、2002年3月9日、上海の挂二音楽工場でライブを行った。4月26日、挂二音楽工場でライブを行った。5月1日、杭州の火知了酒［ﾛ巴］でライブを行った。6月23日、北京の豪運酒［ﾛ巴］でライブを行った。北京で短期間活動した後は、上海に定住して活動するようになる。8月17日、挂二音楽工場でライブを行った。8月31日、超火酒［ﾛ巴］でライブを行った。9月14日、挂二音楽工場でライブを行った。9月27日、南京の紅色気球音楽坊でライブを行った。この時のメンバーは、周澤龍（Vo）・白羽（G）・孫永輝（G）・李立國（B）・趙東（Dr）。10月13日、福州に戻り、琴人[石馬]頭でライブを行った。12月7日、福州の水泥酒［ﾛ巴］でライブを行った。12月8日、新音楽部落でライブを行った。12月28日、上海の新天地ARKでライブを行った。12月31日、上海の禾火餐庁でライブを行った。

　まだまだ名前はそれほど知られていないが、グッズを製作したり、ファン倶楽部が誕生したりするなど、ある意味興味深いバンドである。

2002年、上海に活動拠点を移転してからの写真
（挂2音楽工場のサイトより）

　その後、活動停止中である。

　2006年、小民是個機器人楽隊のメンバーが変更となり、奇翼楽隊と改名した。メンバーは、白羽（Vo&G）・李錦維（G）・李由（B）・小明（Dr）で、北京で活動している。4月7日、北京の什麼酒［ﾛ巴］元大都店でライブを行った。4月8日、北京の道譜酒[ﾛ巴]でライブを行った。4月14日、什麼酒［ﾛ巴］でライブを行った。4月、DVD『ROCKSTAR �@』にインタビューなどが収録された。

　同年前半、バンド名を小民是個機器人楽隊に戻した。

　周澤龍（紫龍）は2007年10月13日、河北省保定の河北農業大学老校区舞庁で行われた“藍草音楽節”に参加した。同年には北京で緑野仙踪楽隊を結成した。2008年1月4日、厦門の嶺山民謡酒［ﾛ巴］でライブを行った。