1996年2月、文霖（G）が加入する。同年、貝貝（Peｒ）が加入した。のち、張越（Dr&Per）が加入し、メンバーが固定した。その高い音楽性を崔健から注目され、1996年夏には北京東西音楽芸術制作有限責任公司と契約する。崔健プロデュースによりアルバムを製作し、1997年4月には京文音像公司から1stアルバムを発売した。1998年4月18日、河北省石家庄の裕[丹彡]国際体育中心で行われた崔健のライブの前座を務めた。

　アルバム発売以降は、崔健の前座バンドとしての活動を中心にライブを行ってきたが、1998年11月7日、突然バンドを解散した。解散ライブは北京のKEEP IN TOUCH（保持聯絡）で行われた。解散の理由は所属レコード会社との契約を切りたかったためだと言われている。事実、解散後間もなく爻釋・子曰楽隊を結成した。

　中国伝統音楽である、戯曲とロックを融合した音楽と、思想的な歌詞から高い評判を得た。彼らの音楽こそ、中国独自のオリジナリティーに富むロックであるといえる。ロック評論家の顔峻に言わせれば、彼らの音楽は銅鑼を叩きゆっくりとしたメロディのパンクである。

2006年のメンバー
（写真：子曰音楽網）

　2005年5月、周飛が脱退した。同年のメンバーは、秋野（Vo&B）・成心（G）・韓鴻賓（G）・王學科（B）・陸勳（Dr&Per）。9月3日、北京汽車電影院で行われた“緑色北京-露天音楽節”に参加した。

1stアルバム時の写真
左から：文霖（G）・陸勳（Dr＆Per）・
秋野（Vo＆B）・張健（Key）

　2006年、活動を再開した際、バンド名を子曰秋野楽隊とした。

　成心（程[金³]）は2005年、ongに参加した。11月、四綫方格楽隊に加入した。2007年頃、蘇陽楽隊に加入した。同年、審吾氏楽隊を結成した。2007年頃、龍鼎楽隊を結成した。