2000年4月には、カナダで文化交流を行ったほか、イタリアの“都霊2000”アートフェスティバルに参加し、イタリア人から高い評判を呼んだ。8月、インディーズ1stEPを制作する。9月16日には、中国を代表するロックバンドとして、“2000年現代音楽演唱会”に参加した。この時のメンバーは、秋野（Vo&B）・[ｼ文]麟（G）・周飛（Key）・陸勳（JazzDr）・張越（エレキDr&Per）だった。12月には、『階段音楽特輯壹』に作品を発表した。10月6日、成都の万国商場酒[ﾛ巴]街で行われた“熊猫商城揺滾音楽会”に出演した。

　2001年8月、張越がバンドを脱退した。9月には、脳白金の広告音楽を製作する。また同月、公式サイト「爻釋・子曰音楽文化網」が誕生する。同年後半からは、パーカッションに元・妖楽隊の馮雲（女性）が加入したが、数ヶ月も経たずにバンドを脱退した。

　同年公開の香港映画『北京楽与路』では、爻釋・子曰楽隊の音楽が、映画の中の楽隊演奏曲として、たびたび登場してくる。監督のメイベル・チャンも、中国独自のロックを演奏するバンドとして相応しいと思ったからこそ、彼らの音楽を使ったに違いない。

2002年のメンバー
左から：周飛（Key）・陸勳（Dr）・秋野（Vo&B）・武鋭（Per）・[ｼ文]麟（G）
（写真：北京音楽台）

　2003年4月26日、内モンゴル自治区包頭市の海徳熱舞会所でライブを行った。8月8日、天津の天津遊楽場で行われた“天津第四届［ﾛ卑］酒節”の真唱運動コンサートに参加した。

2002年11月16日、上海の音楽倉で行われたライブより
（撮影：YIREN）

　2004年、武鋭が脱退した。4月、[ｼ文]麟が脱退した。それと同じ頃、バンド名を子曰楽隊に戻した。