失眠楽隊 SHIMIAN

北京語:シーミェン

 成都のバンド。1993年夏に前身のバンドが成立する。3人編成であった。大陸中でライブを行い、経験を積みながら、創作活動も行っていった。1995年夏には成都に戻り、趙宇凡(Vo)を加え、メンバーは趙宇凡(Vo)・虞志勇(G)・顔[王路](B)・葉俊(Dr)となり、バンド名も失眠楽隊とした。1996年にはレコーディングを行い、その音源が、のちオムニバス『地下成都』に収録されることとなる。同年、趙宇凡が大学を卒業して仕事を始めたために脱退した。その後、王志強がボーカルとなった。いつか分からないが、楊斐が加入していた時期もある。

 1995年頃、成都で精力的に活動していたバンドは、失眠楽隊だけだったようで、1990年代後半から活動を始めたミュージシャンは、彼らのライブを見て育ったというほど、成都ロックに多大な影響を与えたバンドであった。

(写真:地下成都

   虞志勇は1998年11月にバンドを脱退し、12月には無垠楽隊を結成した。

 失眠楽隊はその後、活動をしていない。虞志勇の脱退とともに解散となった。

 葉俊は1997年8月、菠菜楽隊を結成した。顔[王路]は2004年、成都のライブハウスでPAをしている。2005年1月15日、小酒館で行われたスマトラ島沖地震チャリティーアンプラグドライブに参加した歐波のライブサポートを務めた。

 

 

●ソロ発表曲

曲名 アルバム名 発行年 備考
棄嬰 地下成都 2000/4  

 

●参加アルバム

歌手(楽隊)名 曲名 アルバム名 発行年 参加形態 備考
無垠楽隊 黒暗的日子 無垠的深淵 2000 演奏 ボーカル:趙宇凡▽1996年の作品で、「失眠楽隊と合作」と書いてあるが、彼らの作品のようだ

 

●関連サイト

 

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