四川省成都のバンド。1990年2月21日に正式に結成。当時のメンバーの平均年齢は21歳。岳浩昆（B）も参加していた。1991年2月21日のバンド結成1周年の際、成都工人体育館にて“二十一踪迹”コンサートを開く。このコンサートは西南地区に強烈な反響を引き起こし、各メディアは西南地区で最も実力と潜在能力を兼ね備えたバンドと評した。

　1995年には、LD『中国揺滾』が発売となる。その中に2つの作品を発表した。1曲は張健がボーカルを務めている。同年、「画在墻上的天堂」が収録されたオムニバス『中国揺滾�V』が国内外で発売となった。

雑誌『歌迷大世界』1998年3月号より
左から：胡曉海（Vo&B）・沈戈（G）・劉勁松（Dr）・張可（Key）

　1998年には青山プロデュースで1stアルバム『画在墻上的天堂』を発売した。

　青山がプロデュースしたバンドの中では、特異なバンドであり、彼らだけは現在でも精力的に活動を続けている。活動の中心が成都であり、北京の音楽動向に捕われず、自由に活動できるためであろう。

　2000年末になり、『画在墻上的天堂』が『飛翔』というタイトルで再版された。

左から：胡曉海（Vo&B）・沈戈（G）・劉勁松（Dr）・張可（Key）
（写真：地下成都）