黒子 HEIZI

北京語:ヘイズ

 ベーシスト。チベット族。本名は道吉才旦(黄文采)。1977年12月25日、蘭州で生まれる。各地の歌庁で演奏を行いながら、生計を立てていた。そのうち、蘭州に戻り、音楽活動を始める。

 1998年、のちの解散楽隊を結成し、ベースを担当する。同年秋、祁石(解散楽隊)や数人の友達と共に滾石酒[ロ巴]を開く。

 1999年初、顔峻とともに成都へ行き、ジャムった。その時のメンバーは、顔峻(詞の朗読)・唐[火韋](G)・黒子(B)・李[王昆](Dr)。同年半ば、解散楽隊のメンバーとともに上京する。

 しかし、2000年春節、解散楽隊は解散となる。間もなくして、NO楽隊のメンバーとなる。

 同年8月19日には、日本のRUINSが成都の小酒館でライブを行った時、ベーシストとして参加し、好評を博した。

2001年の写真
左小祖咒左小祖咒在地安門』の歌詞カードより)

 その後一時期、NO楽隊での活動は行わなくなったが、2001年から左小祖咒のバンドに加入したほか、黒九月楽隊に加入した。また、茶話會楽隊を結成した。12月31日には、昆明で行われた“中国芸術在行動−−昆明現代音楽節”に王凡のバンドメンバーとして参加した。

 2002年3月、音楽雑誌『通俗歌曲ROCK』で2001年度最優秀ベーシストに選ばれた。

 2004年8月8日、寧夏回族自治区銀川市の賀蘭山の麓で行われた“中国揺滾的光輝道路”大型音楽節に、左小祖咒のバンドメンバーとして参加した。

 2005年9月1日、広州のSOLO[ロ巴]で行われた即興ライブに参加した。9月13日、無名高地酒[ロ巴]で行われた“声東撃西”即興集会に参加した。

2000年8月19日、RUINと成都でライブした時の様子
(写真:
揺滾避難所

 

●参加アルバム

歌手(楽隊)名 曲名 アルバム名 発行年 参加形態 備考
左小祖咒   左小祖咒在地安門 2001/11 ベース 7曲参加
愛的労工 通俗歌曲VOL.329 2006/11 ベース  
禿頂同志 [イ尓]知道東方在[口那]一辺 2008/3/8 ベース  
木馬楽隊   果凍帝国 2004/9 コーラス(複数で) 2曲参加

 

●関連サイト

 

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